対旋律(カウンター・メロディ)とは?作り方のコツも

作曲

対旋律をうまく入れることで曲がちょっと豪華になります。

てことで今回は作曲アレンジの一環として、対旋律についてまとめてみます。

対旋律とは?

カウンター・メロディーや副旋律とも呼ばれる”対旋律”。オブリガードも同じようなものです。第1メロディーに対しての第2メロディーみたいなそんな感じです。

まず確認しておきたいことが、旋律とは、2音以上の音がバラバラに鳴ることで、同時に鳴らすことは”和声”といいます。

大雑把に言えば、メロディーに対して3度下だったり6度だったりを和声で鳴らすことを”ハモリ”といって、対して対旋律は、主旋律に対して第2のメロデイーで味付けをする感じです。

なので、主旋律とは独立した動きをすることも多いです。(もちろん主旋律ありきの話ですが。)

1:43~が対旋律、2:07らへんはハモリ

対旋律の作り方3つのコツ

  • ウタモノでは高音域に入れることが多い(ベース:低音域、コード:中音域、メロディ:高音域)
  • リズムを意識してみる(主旋律の動きがないところに入れる。逆もしかり)
  • コードトーンを意識してみる

ウタモノでは高音域に入れることが多い

J-POPなどのウタモノでは、ベース音の低音域と、コードによる中音域で、高音域にいるメロディーを支えます。

対旋律を入れる場合は、メロディと同じ高音域に入れる場合が多いです。

この時、必ずしも”うた”で対旋律を入れるのではなく、ピアノやギターなど、高音域を得意とする楽器が対旋律を奏でることも多々あります。

リズムを意識してみる(主旋律の動きがないところに入れる。逆もしかり)

対旋律を入れるときは、主旋律となるメロディーと同じような動きをしてしまうと、ごちゃごちゃして聞こえてしまうこともあります。

なので、主旋律が動いているところでは対旋律のメロディの動きは少なく、主旋律があまり動いていないところで対旋律を動かすとうまくなじみやすいです。

コードトーンを意識してみる

主旋律となるメロディーと、コードトーンを意識して対旋律を入れることで、スムーズに入れることができるでしょう!

もちろん感覚で作っちゃってもOKです!

対旋律を実際に作ってみる

てことで!いつものごとくやってみましょう!

今回はこのメロディにカウンターメロディを付けてみます。↓

とりあえず、主旋律が動いていないところにオブリガード的に入れて、最後はオクターブユニゾンにしてみました↓

もうちょっといじってみたらこうなりました。

間埋めた感じです。

対位法を学んでみると、もっと洗礼された対旋律を作ることができるようになる。・・・と思う。

て感じで!今日はこの辺で!また~(‘ω’)ノ

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