ボカロ曲の無料での作り方

ボカロ

今回は、ボカロ曲を無料で作るために必要なDAWやボカロエディターをご紹介します。

さすがにパソコンやオーディオインターフェイスなどのハード面の機材は必要なので、そこはご勘弁を。

無料でボカロを作る方法を動画で確認

機材以外は全部無料!UTAUの使い方やVITALでのサウンドメイクも解説しています。

  • 00:28 必要な無料ソフトの紹介
  • 02:06 UTAUの基本的な操作方法
  • 09:16 ボカロ曲を作っていく手順と各トラックの解説
  • *再生停止した状態でシークバーで時間移動できます。

動画サイトへはこちらから↓

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ボカロ曲を作るということ

まず、ボカロ曲を作るということはどういうことなのかを簡単に説明しておきます。

ボカロ曲を作るということは、DTM(デスクトップミュージック)をするということです。作詞・作曲・編曲・ミキシング・マスタリングといったすべての工程を自分で行うことになります。

ボカロで作曲のまえに、DTMの壁が立ちはだかります。

とはいえ、メロディーと歌詞だけでボカロに歌わせることは可能なので、まずは自分が興味のある所から手を付けてみるのもいいでしょう。

関連記事として、DTM初心者がメロディーから作曲する方法のリンクを置いておきますね。

ボカロ曲を無料で作るための機材とか

それでは、メインの話題「ボカロ曲を無料で作るための機材」についてはなしていきましょう!

  • DAW
  • 無料のボカロエディター
  • 音声ライブラリ

無料のDAW

DAWとは、DTMをするためのソフトです。各パートごとの録音・打ち込みから楽曲として完成させるためのMIX・マスタリング作業まですべての工程を行うことができます。

楽器の種類もドラム・ベース・ストリングスなど、多くの種類があり、必要に応じてあとから追加していくことも可能です。

無料のDAWとしてお勧めなのはこれ。

  • Windows⇒Cakewalk by BandLab
  • Mac⇒ガレージバンド

無料DAWとはいえ、両方とも打ち込み・録音からマスタリングまですべての工程を作業可能です。

詳しくはこちらの記事を。

DTM用おススメの無料DAWソフト

無料のボカロエディター

*画像はPiapro Studioという有料の純正ボカロエディターです

ボカロエディターとは、ボーカロイドを歌わせるためのDAW上で起動するプラグインです。ボカロエディターを起動して、初音ミクたちを歌わせるわけです。

UTAU

昔から使われている無料のボカロエディターで”UTAU”というものがあります。

こちらは飴屋Pという人が無料配布してくれているボカロエディターで、今では多くの人に使われています。

UTAUのダウンロード&インストールの方法はこちらにまとめてあります。⇒無料のボカロ”UTAU”と音声”重音テト”のインストール方法

NEUTRINO

最近はやりのボカロに、NEUTRINOというAI歌声ソフトがあります。もちろん無料です。きりたんをはじめ、ずんだもんやめたんなどのキャラクターが使えます。

NEUTRINOの強いところは、ベタ打ちでも生身の人間と変わらないくらいの歌い方で歌ってくれるところです。

無料のボカロ!NEUTRINOの使い方まとめ

無料の音声ライブラリ

ボカロエディターだけあっても、実際に歌わせることはできません。もう一つ、音声ライブラリというものが必要になります。

有名どころでいうと初音ミクや鏡音リンなどです。”声そのもの”ですね。

無料エディターのUTAUでは、さすがに初音ミクなど有料のものを歌わせることはできませんが(厳密には可能。ただしグレーゾーン)、有志たちが多くの音声を公開してくれています。

莫大な量の音声があるので、自分が好きなものを探してみましょう。

ライブラリ一覧はここ

その他のDAWの機材について

とりあえず、今までご紹介してきたものでボカロ曲を作ることはできます。

ただ、それだだとやはり作業が大変だっりするので、有料にはなりますがMIDIキーボードやオーディオインターフェイス、モニタースピーカーなどはあったほうがいいでしょう。

ボカロ初心者がDTMを始めるために必要な機材

ここでもコスパがいいものなど軽くまとめておきますね。

オーディオインターフェイス(必須級)

DAWで作った音は、基本的にはMIDI信号というもので、それを音として流すためにPCで変換しています。その信号の流れをスムーズにするのがオーディオインターフェイスです。

オーディオインターフェイスを使用することで、音の遅れ(レイテンシィ)を小さくできたり、DAWの動作を安定させることができるので、あったほうがいいです。ないとストレスが半端ない。

打ち込みだけならオーディオインターフェイスがなくてもボカロ曲を作成することは可能ですが、ギターなど自分で弾いて録音する場合には必要です。

モニタースピーカー(あったほうがいい)

普段使用するスピーカーやイヤホンは、そのメーカーによって聞こえやすい周波数にばらつきがあったりとよく言えば特徴、悪く言えば”クセ”があります。

度の音域でも一定に聞こえるモニタースピーカー、もしくはモニターヘッドホンはあったほうがいいでしょう。

特に、ボーカロイドの場合、最近はEDM系のバック演奏を付けることが多いです。サブベースなんか入れたりすると、普通のスピーカーじゃほとんど聞き取れません。

MIDIキーボード(あったほうがいい)

ピアノが弾けなくても、MIDIキーボードを持っておくと、打ち込み作業が格段に楽になります。

両手引きをしない限りは2オクターブ半くらいの鍵盤数で大丈夫です。

ボカロ曲の無料での作り方

簡単にボカロ曲を作る手順をまとめておきますね。

  1. DAWでメロディとオケの作成
  2. DAWからメロディをMIDI出力
  3. UTAU、もしくはNEUTRINOで出力したメロディの読み込み
  4. UTAU、もしくはNEUTRINOで出力したメロディの読み込み
  5. UTAU、もしくはNEUTRINOで出力したメロディの読み込み
  6. DAWで作った音声を読み込み
  7. バック演奏をつけて完成

詳しい作り方や手順はこちらにまとめていますので参考にしてください。使用環境はWindowsのパソコンで、無料DAWのCakewalk By BandLabとUTAUです。

無料のボカロ”UTAU”と無料のDAW”Cakewalk By BandLab”でボカロ曲を作る!

曲の作り方やDTM全般についてこちらにまとめています。DAW初心者の人など、曲作り自体に慣れていない人はまずはここから始めてみてください。

DTM初心者が1曲作り上げるまでの道/DTM初心者はこちらから【やり方まとめ】

ちなみに僕は”ボカロでDTM入門”という本を読んで初めてのボカロ制作をしました。ボカロだけでなく、DTM全般、さらには曲の販売方法やSNSの使い方まで乗っているのでお勧めです。

そのほかのボカロ曲作ってみた系の記事

そのほかの曲を作っていく過程をまとめた記事もまとめておきます。実際の工程や注意点などもまとめていますので参考にどうぞ。

無料DAWと初音ミクでボカロ曲作ってみた

初音ミクと、無料のDAW(Cakewalk By BandLab)で実際に曲を作っていく様子をまとめた記事もありますので、参考にご覧ください♪

【Cakewalk】無料DAWと初音ミクでボカロ曲を作ってみる

Androidのスマホで無料アプリ一つでボカロ曲作ってみた

iPadやiPhoneなどのiodでは、ボカロの純正製品を購入しないといけませんが、アンドロイドのスマホなら、PaintVoiceという無料アプリで1曲作ることができます。

PaintVoiceも、厳密にはボカロではなくUTAU音源を使える歌声合成アプリです。オケもこのアプリ内で作ることができるので、このアプリだけで1曲完成させることができちゃいます。

【アンドロイドでボカロ】PaintVoiceの使い方【1曲作ってみた】

iPadでボカロ曲をつくる!

IOSの場合、UTAUなどの無料アプリがないので、純正のアプリを購入する必要があります。その代わりといっては何ですが、使い勝手がめちゃくちゃいいので初めてのボカロ曲作りには可なりおすすめ。もちろん音もいいです。DAWはガレージバンドが無料でついてますし。

こちらの記事ではIpadだけでボカロ曲を作って行く流れを説明していますので参考にどうぞ。

iPadでボカロ曲をつくる!

コメント

  1. 綾茄 より:

    話が難しくてよくわからないし、そのサイトは何ですか!?
    教えてください。

    • どんぐり より:

      どの部分が難しかったですか??知りたいことなどおしえてもらえれば、もうちょっと別の表現できないか考えてみますよー

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