DTM初心者のためのメロディーから作曲する方法

作曲

今回はメロディから曲を作る方法についてお話します。前提として、ガンガン打ち込みをしていくので、DTM環境での作曲になります。

DTMの環境がない人で、DTMをやってみたい人はこちらの記事を参考にそろえてみてください。

DTMでメロディーから曲を作る手順

流れとしてはこんな感じ↓

  1. まずは鼻歌を録音する
  2. そのメロディーを打ち込む
  3. ドラムを打ち込む
  4. コードを考える
  5. ベース・コードトーンを入れる
  6. 編曲
  7. ミキシング・マスタリング

メロディを打ち込んだ後の3~5の流れですが、もちろんこの通りでなくても大丈夫です。人によってはコードトーンやベースから先に入れていくという人もいると思います。

そこらへんはご自由ににどうぞ。

DTM初心者のためのメロディーから作曲する方法

まずは鼻歌を録音する

まずは鼻歌とか「ラララ~」みたいな感じで思いついたメロディーを録音します。

思い浮かんだメロディーを、いきなり打ち込むのは慣れていないと難しいです。途中でわからなくなります。

録音する機材は、スマホの音声メモで大丈夫です。むしろ、いつでも思いついたメロディを録音できるのでスマホの音声メモは優秀です。

そのメロディーを打ち込む

メロディを録音したら、それを聞きながらDTMで打ち込んでいきます。

耳コピですね。和音ではなく単音なので、そんなに難しくはないでしょう。むしろこれは最低限必要なスキルですので、頑張って慣れてください。

人差し指でいいので、MIDIキーボード弾きつつ、自分で鼻歌歌いながら探すと、音のずれがわかりやすいです。

今回はこんな感じで作ってみました。↓

設定した楽器はエレキピアノです。他の音に埋もれないような楽器で打ち込みましょう。

ドラムを打ち込む

次はドラムを打ち込みます。

ドラムはある程度パターンがあるので、そのパターンを知っていれば打ち込みやすいでしょう。

ドラムでグルーブを出すことで、曲の雰囲気が変わってきますので、いろいろ試してみてください。

この本のような、ドラムのいろんなパターンが書いてある本を一冊資料用に持っておくと便利です。

僕はめんどくさかったので、とりあえずはオーソドックスなエイトビート入れときました。

トラック4がハイハットとスネアで、ドラック5がキックです。分けていいです。

先ほどのメロディだけのと比べてみるとわかりますが、ドラムを打ち込むことにより、小節の数や拍の調整、リズムの合わせがしやすくなったので、メロディもここで調整してます。

コードを考える

さて、次はコードを考えていきましょう。ベースを入れたり編曲するときの土台となるものですね。

使う楽器によって雰囲気が変わってきます。

打ち込みの場合、あとから楽器を変えることもできるので、ある程度決まったら、楽器を変えて試してみるのもあり。

ピアノだと合わなかったけど、ギターだと違和感なく聞こえるなんてこともあります。

コードを考えるときのポイントは、メロディーの音が含まれているコードトーンを使ってみことです。

例えば、メロディーが「ドードーシミーレー(C-C-BE-D-)」なら、ド(C)の音が含まれるコードを使ってみましょう。

  • C(ド・ミ・ソ)
  • F(ファ・ラ・ド)
  • Am(ラ・ド・ミ)

等です。

そのメロディーのキーのダイアトニックコードの中から探してみればたいてい見つかります。コードはメモしておくとこれからの作業が楽になります。

ちなみに、メロディーからキーを判断する方法はこちら

ギターでパワーコード(Ⅰ度とⅤ度の2つだけの和音)を付けてみました。

ここまで来たらある程度曲っぽくなってきましたね。

ベースを入れる

次はベースを入れてみます。

コードを考えたので、それをもとにベースを入れていきます。ベースは基本的に単音で鳴らしていく楽器です。

コードのルートとなる音を基本に入れていきましょう。慣れてきたらコードトーンのⅤ度やⅢ度の音も入れてみるとお洒落な感じに仕上がります。

ちょっと曲作りに飽きたので、気分転換がてら初音ミクにも歌ってもらいました(笑)。

編曲作業

さて、ここまで来たら一通り曲っぽくなりましたね。

あとは編曲をして、Mix・マスタリングしたら完成です。

編曲でやることは、全体の流れを見ながら、必要に応じて楽器の追加をしたり、バック演奏のバランスをとったりしていきます。

ポイントとしては、使っている音域が増えれば音の厚みが増すので、音域を意識して音を入れたり、逆に抜いたりして曲の中でテンションの差を作っていきましょう。

僕はドラムをいじくることで曲に変化を付けてみました。

ミキシング・マスタリング

最後の作業です。

トラックごとにエフェクターをかけたり、エコライザーやコンプレッサーで音圧の調整をし、最後にMastarトラックで全体の調整をします。

ちょっとまだ詳しく説明できるほど理解ができてないので、今回はこのくらいにとどめておきます(-_-;)

とりあえずやってみたのがこれです↓

実際に一曲作ってみて思ったこと

いろいろと試行錯誤しながら曲を一曲作ってみたのですが、1週間くらいでできました。(わからないことだらけだったので、調べる時間が多かった。)

とりあえず完成(?)までもっていって思ったことは、できるだけトラックは分けておいたほうがいいということです。特にドラム。

ドラムはパーツごとに分けておいたほうが、ミキシングがしやすいと感じました。

ちなみにこの記事をかいた1か月後くらいに”作りながら覚える3日で作曲入門”という本を購入したのですが、音楽理論も極力省いてあり、これからDTMで作曲していく方にはお勧めです。簡易的なDAWもついています。

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