ボカロ関係の記事もたまってきたのでここに各ページへのリンクをまとめておきます。無料のボカロや、基本的な曲作り系の記事もまとめておきますねー。
ボカロ曲作りに必要なもの
ボカロ曲を作るときに必要なものは基本的に下記3つのものです。
- 音声ライブラリ・・・初音ミクなどの音声本体
- ボーカルエディター・・・音声を歌わせるためのアプリ
- DAW・・・バック伴奏を作ったり、ミックスするのに必要。
ボーカルエディターというのは、ボーカロイドに歌ってもらうためのアプリケーションのことで、初音ミクなどボカロの声自体は”音声ライブラリ”というものを入手しないといけません。
さらに、オケを作るためにはDAWという作曲ソフトも必要です。とはいえ、初音ミクなどの音声ライブラリを購入することで、ボーカルエディターもDAWも付属されるので、すぐにすべてそろえることができます。
公式販売ページ(初音ミク)⇒https://sonicwire.com/product/virtualsinger/special/mikunt
- 音声ライブラリ・・・初音ミクなど
- ボーカルエディター・・・Piapro Studio
- DAW・・・Studio One Artist
体験版の無料版もありますが、こちらにはDAWがついてこないので要注意です。この場合、オケを作ることはできませんが、”ボカロを歌わせる”ことはできます。
無料版と有料版の違いは、機能制限ではなく”使用期限がある”ということです。無料版の場合39日間の制限があります。
とは言え、別でCakewalk By BandLab(無料)やGarageBand(無料)などのDAWを用意すれば、オケも含めて1曲作ることができます。使用期限内でしたら、作った曲の出力の可能なので無料期間中にボカロPデビューも可能です!
■無料版のダウンロード・インストール方法はこちらにまとめています。
⇒初音ミクなどボーカロイドのインストール方法と使い方
■そもそものDTM環境やあったら便利な機材についてはこちらをご確認ください。
⇒ボカロ初心者がDTMを始めるために必要な機材
無料でボカロを作るために必要なもの
実は、厳密にいうとボカロではないのですが、UTAUというボーカルエディターを利用して無料でボカロ曲を作ることも可能です。
この場合の音声ライブラリは、重音テトなど、有志が作成してくれる音源が使えます。
■詳しくはこちら⇒無料のボカロ”UTAU”と音声”重音テト”のインストール方法
DAWも、WindowsならCakewalk By BandLabが、MacならGarageBandが無料で使えます。
各アプリケーションの使い方
■Piapro Studioと初音ミクの使い方
⇒DAWで初音ミクの使い方
■UTAUの使い方
⇒UTAUの使い方まとめ
■Cakewalk By BandLabの使い方
⇒Cakewalk By BandLabの使い方まとめ
ボカロ曲の作り方の手順
ボカロ曲を作るときの手順をご紹介しておきます。あくまで一例ですので必ずしもこの順番で行かないといけないというわけではありません。
人によっては歌詞から考えたり、何の気なしにメロディが浮かんできたり…ってのもあるので、参考程度に思ってください。
- 構想
- 仮コード
- メロディづくり
- 歌詞の打ち込み
- オケの作成
- ミキシング・マスタリング
- 動画化
■基本的には詳しくこちらにまとめています。
⇒無料のボカロ”UTAU”と無料のDAW”Cakewalk By BandLab”でボカロ曲を作る!
1:構想
ここで行うことは、曲の大まかな方向性を決めることです。参考曲を用意して、楽器の構成や雰囲気などを参考にしましょう。
この段階で仮でいいのでドラムも入れておくと、曲の雰囲気もある程度イメージしやすいですし、メロディーの打ち込みの時に便利です。
メロディだけで考えると、小節や拍がずれていたりすることがよくあります。ドラムはDAWのプリセットとかで大丈夫です。
2:仮コード入れ
メロディーを考えるときは、循環コードを仮で流しながら行うと考えやすいです。作曲初心者は、まずはキーCの循環コードをループで入れてみましょう。
■初心者でも使いやすい循環コードはこちら。そこからの発展の仕方も解説しています。
⇒作曲初心者向けのコード進行とアレンジの方法
3:メロディづくり
うまくメロディを作れないときはこちらのやり方を参考にしてみてください。
■割と簡単なメロディの作り方
⇒作曲初心者のためのメロディの作り方
■ネタが尽きた・・・そんな時に
⇒作曲でメロディが思いつかない時に試したい6つの方法
4:歌詞の打ち込み
”ボカロ”なので歌詞を打ち込みましょう。先程作ったメロディをMidi出力して、ピアプロの方で読み込み、それに歌詞を載せていきましょう。
もちろん、ピアプロの方で直接打ち込みをしていくのもありです。
5:オケの作成
さて、いよいよオケを作りこみます。基本的な考え方は以下の通り。
- コードの演奏で、空間と音域を埋めるためのパッド系の音を入れる。
- メロディとドラムだけでも曲の雰囲気が伝わるようにリズムを作ってみる。
- ベースはドラムとグループを合わせてみると一体感が生まれる
- シーケンス系でキラキラ感などの演出
- Fx系でインパクトを
- カウンターメロディやユニゾン、ハモリなどでメロディに厚みを持たせる
慣れないうちはとりあえず、コード・ベース・ドラムを入れるだけでも曲っぽくなります。まずはやってみましょう。
6:ミキシング・マスタリング
ミキシングとマスタリングで行うことを大まかにいうと、音色の調整と、全体のバランスの調整です。各トラックごとに調整していきましょう。
7:動画化
今までの工程で、曲としては完成ですが、YouTubeにアップするには動画の形式にする必要があります。とりあえずは一枚絵を、利用するだけでもUPは可能です。
もしこだわりたければ、下記記事を参考にしてみてください。
■実写の場合の説明ですが、いろいろと参考にある部分はあるかと思います。
⇒歌ってみた動画などの”映像”のつくりかた
スマホでボカロ曲をつくる方法
最近ではアンドロイドでもIOSでも、どちらでもボカロ曲を作ることができるようになりました。特にアンドロイドのほうだと、音声からオケまで一つの無料アプリで作ってしまうことも可能です。
■必要な機材
⇒スマホでボカロ曲を作る方法
■Ipadでボカロ曲を作る方法
⇒iPadでボカロ曲をつくる!
■Androidでボカロ曲を作る方法
⇒【アンドロイドでボカロ】PaintVoiceの使い方【1曲作ってみた】
実際に作曲していくのをまとめた記事
ボカロ系に限らず、作曲していく様子をまとめた記事ああるのでここに載せておきます。気が向いたら実際にやってみてください。
⇒【Cakewalk】無料DAWと初音ミクでボカロ曲を作ってみる
⇒【アンドロイドでボカロ】PaintVoiceの使い方【1曲作ってみた】
⇒無料DAWで打ち込みでのEDMの作りかた【Cakewalk】
作曲の上達やヒント
作曲の練習や上達のコツ
■音源を使う方法から、すべてを自分で作るまでのステップアップ
⇒DTM初心者のための作曲のコツとステップアップ
■コピーはマジでスキルアップする。
⇒DTM初心者がコピーするためのコツ
■↑とはまたちょっと違った考え方です。
⇒作曲初心者が耳コピする上でのポイントとやり方
作曲のヒント・テクニック
■割と難しいことも書いてあるので、何度も読んで理解を深めましょう。
⇒作曲初心者向けのコード進行とブラッシュアップの方法
■曲の中にちょっとしたスパイスを!その1
⇒作曲初心者でも簡単に使えるセカンダリードミナント
■曲の中にちょっとしたスパイスを!その2
⇒音楽でのクリシェとは?使い方と有名な曲をご紹介
■テンションコードは簡単に使えておしゃれな響きを出せる
⇒DTMerのためのテンションコードなどお洒落なコード一覧と使い方
■主旋律に合わせてうまく使うとそれだけでも曲のクオリティが上がる副旋律
⇒対旋律(カウンター・メロディ)とは?作り方のコツも
ボカロ曲の販売・著作権など
ボカロで曲を作る場合、初音ミクなどのキャラクターに著作権が発生しています。なので、使い方を間違えると著作権侵害で訴えられたり、せっかく作ったYouTubeアカウントなどをBANされるなんて危険性もあります。
逆に、きちんとここら辺を理解しておけば、動画の公開はもちろん、オリジナル曲の販売やカラオケ配信もできます!ぜひ確認しておきましょう!
■ボカロ関連の著作権と販売について
⇒オリジナルのボカロ曲を販売する方法
■DTMや作曲関係の著作権や罰則について
⇒DTMerや作曲する人が知っておきたい音楽関係の著作権
■カラオケで配信もできる
⇒自分のオリジナル曲をカラオケで配信する方法
ボカロ曲に映像をつける
作ったボカロ曲は、どうせならYouTubeやニコニコ動画で配信したいですね。そのためには”動画化”する必要があります。
とりあえず簡単なイラストや写真をつけるだけでも動画にはできますが、こだわりたい人は下記記事も参考にしてみてください。
■ボカロのMVを外注するためのポイントや注意点
⇒ボカロ曲の動画制作(MV)を依頼する方法
■実写素材の撮影と編集に重点を置いていますが参考にはなるはず
⇒歌ってみた動画などの”映像”のつくりかた
実はMacでも無料のUTAUが使える
厳密にいうとボカロではありませんが、Windowsでは有名な歌声合成系のアプリケーションのUTAUがMacでも使用できます。
昔はWindowsだけだったのですが、近年Mac OSバージョンもできました。
UTSU というアプリケーションで、UTAUの海外ユーザーが作成したソフトです。若干使いにくいところはあるみたいですが、今のところMac系では、無料でボカロ曲を作るには選択肢がこれしかないので、ワンちゃんチャレンジしてみるのもありだと思います。
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