作曲初心者向けのコード進行とアレンジの方法

作曲

作曲を始めたばっかりの頃って、コード進行をどうしていいかわからないですよね?

お洒落にしたくていろんなコード進行を調べてそれを当てはめてみるんですがイマイチださい・・・・よくあります。

でもこの悩み、いくつかコード進行をおぼえて、それをブラッシュアップしていくことで解決できるんです。

ということで今回は、基本のコード進行と、コード進行のブラッシュアップ方法についてお話しします。

コード進行の基本

コード進行はいろいろあるのですが、基本はダイアトニックコードです。ダイアトニックコードで仮にコード進行を作ってみて、それをあとからブラッシュアップする形で曲をお洒落にできます。

例えば、Kye=Cで使われるダイアトニックコードは次の通りになります。

⇒C・Dm・Em・F・G・Am・Bm♭5

一つの曲中で使われるコード進行はそのキーに依存するのですが、ディグリーネームというものを覚えると他のキーでも応用が利きます。

⇒ⅠM・Ⅱm・Ⅲm・ⅣM・ⅤM・Ⅵm・Ⅶm♭5(M=メジャー、m=マイナー)

ディグリーネームは度数で表記されており、特定のキーに当てはめるときはそのキーのスケールで考えれば大丈夫です。

Key=Gの場合はスケールがGABCDEF#なので、コードは順番にG・Am・Bm・C・D・Em・F#m♭5となります。

コードごとの役割

ダイアトニックコードにはそれぞれ役割があります。T=トニック、SD=サブドミナント、D=ドミナントというものです。

コード進行の中で、トニックは一番落ち着くコード、サブドミナントはちょっと不安定なコード、ドミナントは不安定なコードです。同じコードでも、Kyeによってその役割は変わるので、ディグリーネームで覚えましょう。

T=Ⅰ・Ⅵm・(Ⅲm)

SD=Ⅱm・Ⅳ

D=Ⅴ・Ⅶm♭5

作曲初心者向けのコード進行

まずはウタモノでもループものでも使いやすいオーソドックスなコード進行をご紹介しますね。数字は度数です。

451進行

昔からよく使われてるコード進行です。サブドミナント⇒ドミナント⇒トニックと進み、癖がないので初心者でも使いやすいです。

F⇒G⇒C(Kye=Cの場合)

456進行

上の451進行がちょっと変化したやつ。トニックがマイナーになることでちょっと暗い雰囲気になります。ロック系でよく使われます。

F⇒G⇒Am(Kye=Cの場合)

4536進行

456進行から最後のトニック部分を2種類のコードにしたものです。J-POPでよく使われています。

F⇒G⇒Em⇒Am(Kye=Cの場合)

6451進行

俗にいう小室進行。こちらもJ-POPでよく使われています。

Am⇒F⇒G⇒C(Kye=Cの場合)

251進行

俗にいうツーファイブワンです。ジャズなどで使われることが多く、その場合7thの音を入れていることが多いです。もちろん7thなしでもOK。

Dm7⇒G7⇒CM7(Kye=Cの場合)

コード進行のアレンジの方法

では次に、コード進行をブラッシュアップしていく方法をお話しします。これができるようになると、曲のクオリティをグンとアップすることができるかと!

451進行(F⇒G⇒C)をもとにブラッシュアップしていきましょう。

  • 代理コード
  • リズムに変化を付ける
  • テンションコード
  • 更にクリシェなどそのほかの技術もぶっこむ

代理コード

まずは代理コードという考え方。

先ほどお話ししたダイアトニック内のコードの役割は覚えていますか?

  • T=Ⅰ・Ⅵm・(Ⅲm)
  • SD=Ⅱm・Ⅳ
  • D=Ⅴ・Ⅶm♭5

これです。

これらのコードはそれぞれ代理コードとして入れ替えることができます。最後の”C”を2つに分けて、同じトニックであるAmを入れてみます。

//F・G//C・Am//

リズムに変化を付ける

リズムの変化を入れるととても大きな違いになります。

特に、シンコペーションと呼ばれる、リズムの裏から入る方法を使うと、なんか躍動感(?)みたいのが生まれます。

最近(2021年現在)の曲でいうと、ホリミヤのOPの神山羊の色香水も、シンコペーションがつかわれていてめっちゃオシャレに聞こえますよね。

テンションコード

更にテンションを入れてみましょう。

7Thとか9Thとかですね。僕はadd9が好きなのでよく使います。ちなみに5度の音はよくセブンスになります。これがオーソドックスってくらいセブンスになります。Key=Cの時のG7です。

//Fadd9・G7//Cadd9・Am//F・G//Am// にしてみました。

テンションコードについて詳しく知りたい人はこちら。

DTMerのためのテンションコードなどお洒落なコード一覧と使い方

更にクリシェなどそのほかの技術もぶっこむ

ほかによく使われる技術がクリシェとセカンダリードミナントがあります。

簡単に言うと、クリシェは一音(半音)ずつ上がり下がりする進行で、セカンダリードミナントはドミナントモーション(Ⅴ度⇒Ⅰ度)をぶっこむ進行です。

//Fadd9・G7//Cadd9・Am//F・E7//Am//Fadd9・G7//Cadd9・Am//F・G7:G#dim//Am

AをⅠ度ととらえた場合、E7⇒Aがドミナントモーションとなります。赤文字のところはそれをぶっこんだ形です。これがセカンダリードミナント。

セカンダリードミナントの使い方⇒作曲初心者でも簡単に使えるセカンダリードミナント

青文字のところは、ルート音が半音ずつ上がっています。これがクリシェ。

クリシェの使い方⇒音楽でのクリシェとは?使い方と有名な曲をご紹介

作曲初心者向けのコード進行とブラッシュアップの方法まとめ

いかがでしたか?コード進行のパターンをいろいろ覚えなくても、基本のコード進行をブラッシュアップしていく形でかなりオシャレにできることが分かったと思います。

そのためにはやっぱり知識と経験が必要なわけですが。

いろんな曲をコピーしていろんな方法を探してみてください♪ただコード進行をおぼえるよりも、はるかに表現力が上がりますよ!

【追記】

ここで作ったコード進行にメロディーをつけてみました。よかったらこちらもどうぞ。

コード進行をもとにメロディを付けてブラッシュアップしてみる

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