基本のコード進行のパターン11+1

close up view of earphones 作曲
Photo by Pixabay on Pexels.com

今回は基本のコード進行のパターンということで、作曲の時などにループできる進行パターンをいくつかご紹介していきます。

コード進行のパターン

コード進行のパターンを紹介します。

  • ディグリーネーム
  • Key=C

となっています。

451進行

  • Ⅳ・Ⅴ・Ⅰ
  • F・G・C

作曲者がよく使っていたコード進行。とりあえずこれをループしながら曲を作ってみて、そのあとコードのブラアッシュアップをしていく。

456進行

  • Ⅳ・Ⅴ・Ⅵm
  • F・G・Am

上の進行のトニックをマイナーコードにしたパターン。ロックっぽくなる。

4561進行

  • Ⅳ・Ⅴ・Ⅵm・Ⅰ
  • F・G・Am・C

さらに後ろのトニックを変化。より落ち着く感じに。マイナー⇒メジャーになることで気分的な変化も表現できる。逆(4516)もしかり。

4563進行

  • Ⅳ・Ⅴ・Ⅵm・Ⅲm
  • F・G・Am・Em

最後のトニックに3度を持ってきたもの。マイナーで終わることで、クールさが出る。

1564進行(レット・イット・ビー進行)

  • Ⅰ・Ⅴ・Ⅵm・Ⅳ
  • C・G・Am・F

洋楽でよく使われるコード進行。名前の通り、ビートルズのLet It Beで有名。

6415進行

  • Ⅵm・Ⅳ・Ⅰ・Ⅴ
  • Am・F・ C・G

レットイットビー進行をⅠ度から始めたもの。このように、どのコード進行からでも始めることができる。

他には4156もよく使われる。

王道進行

  • Ⅳ・Ⅴ・Ⅲm・Ⅵm
  • F・G・Em・Am

世界中でよく使われる。 ザ・王道。王道には王道の良さがある!

小室進行

  • Ⅵm・Ⅳ・Ⅴ・Ⅰ
  • Am・F・G・C

小室が多用。J-Popでよく使われる。

Just The Two of Us 進行

  • ⅣM7・Ⅲ7・Ⅵm7・I7
  • FM7・E7・Am7・C7

日本では、椎名林檎の丸の内サディスティックで有名なコード進行。オシャレ。ジャズっぽい雰囲気。

実はこれは省略されているバージョンで、

  • ⅣM7・Ⅲ7・Ⅵm7・Ⅴm7・I7
  • FM7・E7・Ⅵm7・C7・Gm7・C7

というのが基本形。Gm7⇒C7⇒FM7の動きがツーファイブワンになる。

カノン進行

  • Ⅰ・Ⅴ・Ⅵm・Ⅲm・Ⅳ・Ⅰ・Ⅳ・Ⅴ
  • C・G・Am・Em・F・C・F・G

パッヘルベルのカノンに使われていてけっこう有名なコード進行。

1625進行

  • Ⅰ・Ⅵm・Ⅱm・Ⅴ
  • C・Am・Dm・G

ジャズでよく使われる。”ツーファイブワン”の動きが入っている。

ブルース進行

|Ⅰ7|Ⅳ7|Ⅰ7|Ⅰ7| (|C7|F7|C7|C7|)

|Ⅳ7|Ⅳ7|Ⅰ7|Ⅰ7| (|F7|F7|C7|C7|)

|Ⅴ7|Ⅳ7|Ⅰ7|Ⅴ7| (|G7|F7|C7|G7|)

ブルースの定番。12小節でひとまとまりとし、これをループしてアドリブで遊ぶ。

コード自体にブルーノートがふくまれているので、ダイアトニックスケール外の音を使ってメロディを作る練習にも使える。

コード進行のアレンジ

とりあえずコード進行を12個ご紹介しました。これらをループで流しながらメロディを作ってみましょう。

メロディを付けた後は、そのままのコード進行で行ってもいいですが、別のコード進行に変化していくのもありです。

456進行で適当にメロディを付けてみたものです↑

これのコード進行をちょっと変えるだけでもこんなに違いが出ます。↓

内容的には、シンコペーションを取り入れて、後ろのほうに”E7″をセカンダリードミナントとして取り入れただけです。

詳しいコード進行のアレンジの方法はこちらの記事を参考にどうぞ。

作曲初心者向けのコード進行とアレンジの方法/コード進行のアレンジの方法

コメント

タイトルとURLをコピーしました