作曲でロックな曲を作るコツ

作曲

今回は、ロックっぽい曲を作るコツについてお話していきます。

作曲の前に、そもそもロックってなに?

まず、そもそもロックって何ぞや?というところを明確にしておきましょう。

日本でのロックを定義するのは難しいのですが、起源はリズム&ブルースやカントリーミュージックに影響された、ロッカビリー(1950年代の音楽)にあるといわれています。

その後、ドラムとエレキベースにエレキギターを載せて歌いという形が一般的になりました。

現在は、いろいろ派生型もあり、多様化しているので、「これぞROCK!!」という明確な決まりはありません。

それを踏まえたうえでロックぽい曲作りに入っていきましょう。

作曲でロックな曲を作るコツ

僕の勝手なイメージですが、ロックって、あんまり難しいことはしていないイメージがあります。ガシャガシャ弾いて、想いを叫んで歌えばそれがロック!みたいな。

ロックっぽい曲にはこの楽器

とりあえず基本となる楽器を構成です。

  • ドラム
  • エレキベース
  • エレキギター

この3つあればロックっぽくなります。ドラムとベースでグルーブを作りながら、ギターで装飾していく感じです。

ギターは2本入れて、1本がバッキング、もう1本がリードや装飾って感じだと、曲に深みも出てきます。

音はお洒落なエフェクターをかけすぎず、ディストーション系やアンプシミュレーターでひずませる程度にするとそれっぽくなります。

ロックっぽいリズム

8ビート。

歪ませて8ビートやっておけばロックっぽくなる↓

ロックなコード進行とメロディ

ロックっぽい曲を作ろうと思ったら、マイナーコードやマイナースケール使って、パワーコード(Ⅰ度とⅤ度)を8ビートで弾いておけばだいたいそれらしく聞こえます。

Key=Cの曲なら

Dm(Ⅱ)、Em(Ⅲ)、Am(Ⅵ)を多用して、Amスケールでメロディを乗っける感じです。

コードとスケールの説明はこちら⇒DTM初心者でも押さえておきたい音楽理論の基礎~スケールとコード~

参考にKey=Cの場合のコード進行をいくつか紹介していきます。僕はよく、これらのコード進行をループさせながらメロディを付けてみて、最後にコード進行を変化させます。

  • 【F⇒G⇒Am⇒Am / Ⅳ⇒Ⅴ⇒Ⅵm⇒Ⅵm】

一昔前に曲を作るときに適当に引いてみるコードとしてはやっていたやつ。

  • 【Dm⇒G7⇒C⇒Am7 / Ⅱ⇒Ⅴ7⇒Ⅰ⇒Ⅵm7】

いわゆるツー・ファイブ・ワンの最後にⅥ度を付け足したやつ。

  • 【FM7⇒Em7⇒Dm7⇒CM7 / ⅣM7⇒Ⅲm7⇒Ⅱm7⇒ⅠM7】

最近の僕のはやり。7thは抜いてもいいです。

ロックな曲を作ろうとしたら単調になってしまった時の処方箋

基本が簡単なので、いざ曲を作ってみたら単調になってしまうことも間々あります。

そんなときは試してみてください。

考え方としては、「付け足す」ではなく「音を引く」というところに重きを置いてみましょう。意外と皆さん、付け足してばっかりになりがち。

ドラムのリズムを変える

ドラムを変えるだけでもかなり曲の印象は変わります。

Aメロをスタンダードなハイハットクローズで8ビート、Bメロはタム系をメインにしておとなしめ、サビはハイハットをオープンにして激しく!

シンコペーションなど、”裏”を意識したリズムも入れてみると面白いです。

DTMの環境があるなら、いろいろなドラムパターンが入っていると思うので試してみてください。

ギターのバリエーション

ギターを常にコードでじゃかじゃかする感じじゃなくて、いろいろなバリエーションを持たせてやるとかっこよくなります。

  • 8ビートでなく全音符で弾く
  • カッティングを使う
  • パワーコードのミュート弾き
  • アルペジオ
  • オクターブ奏法
  • ・・・etc

いろいろやってみてください。

僕が好きな邦ロック

最後に僕が好きな日本のロックグループを紹介して終わりたいと思います。

  • GOING STEADY
  • ELLEGARDEN
  • ACIDMAN
  • LOST IN TIME
  • ONE OK ROCK

だいたいこんなもんですかね。他にもいろいろ好きなバンドありますが、ザ!ロック!と僕が思うのはこの人たちです。

良かったらコメント欄にでもお勧めのロックアーティスト教えてください♪

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