ここ数か月、EDM系の音楽をずっと調べていて、やっと理解できてきました。
その中でも数年前にはやったフューチャーベースやKawaiiフューチャーベースについて、僕のような初心者にとっても、できるだけわかりやすいようにまとめてみます!
Future Bass とは?
Future Bassとは2016年ごろから急速にはやり始めた、EDM系の音楽でベースミュージックの一つです。
ダブステップやトラップの影響が多く見られます。
Future Bassの構成の特徴
ダブステップやトラップの影響をもりこんだFuture Bassは、アンビエントなイントロから始まって、ヴァース⇒ビルドアップ⇒ドロップと、徐々に盛り上がっていきます。
ドロップになると、ハーフタイムの2ステップビート(スネアを3拍目に持ってきて半分のBPMに聞こえるビート)になることが多いです。
また、ドロップで”歌”が流れることはまれで、多くの場合ビルドアップまでに歌われた歌を加工して(ボーカルチョップですね)ドロップでメロディーを作ります。
アルペジオが多用されるのも一つの特徴ですね。
Future Bassの音の特徴
- シンセベース
- シンセサウンド
- ドラム
シンセベース
ノコギリ波を使用したベース音が特徴です。低い周波数でのサブベースも入れられます。
シンセサウンド
ダブステップのような機械的な音ではなく、きらきらとした温かみのあるサウンドが特徴です。
ふらふらとした雰囲気をだすために、オートメーションやLFOなどで、フィルターのカットオフ周波数や波形の振幅をコントロールした音作りをします。
ドラム
スネアは単純に、2拍目・4拍目でなっていることが多いですが、キックの使いかたが特徴的で、 ダブステップをより複雑にした感じで裏拍も多用されます。
派生の”Kawaii” Future Bass とは?
Future Bassから派生したジャンルで、名前からわかるように日本で生まれたジャンルです。
Future Bass の構成音を”Kawaii”感じの音で作った感じで、ボイスサンプルも、「Kawaii ボイスサンプル」で検索すると色々出てきますが、アニメカルチャー的な要素が強いです。
なんならアニメのセリフなどが使われることもありますし、海外ではピカチューとかもよく使われています。
Future Bassの特徴まとめ
- アンビエントなイントロから徐々に盛り上がっていく
- ドロップでは2ステップビート
- SAW系のシンセベース
- 温かみのあるシンセサウンド
- ボーカルチョップの使用
最後になんですが、特に明確な定義はありません。
これはフューチャーベースだ!といえばそれがフューチャーベースです。(笑)
あまり概念的なものにとらわれずに楽しんで作ってみてください♪
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