ボーカル録音のやり方とポイント

歌ってみた

今回はボーカルの録音のやり方をまとめていきます!

ボーカルの録音に必要な機材

  • マイクとケーブル
  • ヘッドホン
  • オーディオインターフェイス
  • DAW

マイクとケーブル

録音をするわけですから、マイクと接続するためのケーブルが必要になります。

ボーカル録音用のマイクで気を付けるべき点は、

  • オーディオインターフェイスに接続できること
  • コンデンサーマイクであること

この2点です。

アマゾンなどでマイクを探すと、コンデンサーマイクであってもUSB接続のものでオーディオインターフェイスに接続できないものも多いので気を付けてください。

ちなみにマイクには、大きく分けるとダイナミックマイクとコンデンサーマイクの2種類あります。コンデンサーマイクのほうが拾える音のレンジが広いので、ボーカル録音にはコンデンサーマイクのほうがおすすめです。

詳しくはこちら⇒コンデンサーマイクとダイナミックマイクの違い

ヘッドホン

ボーカルを録音するときに、スピーカーなどからオケを流すと、それをマイクが拾ってしまいます。そうなると、録音されたボーカルデータにオケの音まで入ってしまいますね。

これではこの後のボーカル編集が大変ですし、できないことも増えてしまいます。オケや参考はヘッドホンで聞いて、それに合わせて歌いましょう。

この後ボーカル編集まで行いたい人は、モニターヘッドホンを購入しておくのがおすすめです。

オーディオインターフェイス

オーディオインターフェイスを経由することで、音質の向上、音の遅れを小さくする、DAWの安定など様々な効果を得ることができます。

最近はスマホやタブレットに接続できるオーディオインターフェイスも多いので、パソコンではない人もオーディオインターフェイスを使用しましょう!

DAW

DAWとは、音楽作成用のアプリケーションのことです。

録音だけなら何でもできますが、オケを流したり、取り直しの操作やBPMの設定などを考えると、やっぱりDAWを使用しての録音がいいでしょう。

オーディオインターフェイスを購入すると無料のDAWがついてくることもあります。このサイトではCakewalk By BandLabを無料DAWとしてたびたび使用しているので気になる方は使ってみてください。

ちなみにスマホなどPC以外の場合、iPadやiPhoneなどのios製品ならガレージバンド、アンドロイド製品ならbandLabが無料で使えます。

ボーカル録音のやり方

  • DAWにオケを取り込む
  • 設定
  • 録音する

DAWにオケを取り込む

まずはDAWにオケを取り込んでBPM(テンポ)の設定を行いましょう。そして忘れていけないのが1泊目を合わせることです。

オケによっては、BPMを設定しただけでは拍数が合わないことがあります。小節はどこでもいいのですが、1拍目が合うようにしておきましょう。

小節の中の1拍目があっていない。
ちょっとだけずらして、6小節目の1拍目で合わせる。こんな感じ。

この時、ボーカルのみのトラックも取り込んでおくとわからなくなった時などに参考として確認できるのでお勧めです。波形の見た目でリズムがずれているところも確認しやすいですし。

設定

まずはオーディオインターフェイスにマイクとヘッドホンを接続しましょう。

普段はスピーカーで音を聞いている人も多いと思いますが、録音のときにスピーカーの音も拾ってしまわないように、必ずヘッドホンで聞くようにしてください。

設備の順ができたら、Audioトラックを挿入して、録音の待機状態にします。

Audioトラックには、オーディオインターフェイスのマイクが接続されているチャンネルからインプットさせるようにしましょう。

「in」にマイクが接続されているチャンネルを指定。この時点で一度、音が入るかどうか確認しておく。

録音する

後は録音するだけです。

ボーカルを録音するときのポイント

ボーカルの録音において、下記3つはとても重要なことです。これらを守らないと、録音したもののクオリティが著しく低くなるので気をつけましょう!

  • ボーカルの完成度を上げておく
  • 環境音をできるだけなくす
  • 音がわれないぎりぎりのレベルで録音する

ボーカルの完成度を上げておく

まずは大前提として、できるだけ高い完成度で歌えるようにしておきましょう。「後から編集でなんとでもできる」とは思わない方がいいです。

音声データを編集するということは、それだけ音質が落ちていきます。そして、リズムや音程のずれが多ければ多いほど、その分編集が大変で時間がかかります。

自分で行う人は面倒で途中であきらめちゃう可能性が高まりますし、人に頼むにしてもその分お金がかかるでしょう。

億音段階でできるだけ高い水準で歌えるようにしておきましょう。

最低限でも、多少音程がずれたてとしてもリズムがあっていれば割と聞けるボーカルになりますよ。

環境音をできるだけなくす

ボーカル編集の段階である程度ノイズは消すことができますがそれにも限度があります。

録音するときは、エアコンやほかの家電製品を切って、スマホなどの電波を発するものもOFFにしておいた方がいおいでしょう。

  • 部屋を閉め切る
  • エアコンや換気扇切る
  • スマホも機内モードなどで電波を切る
  • 服装も音が出ないような服にする
  • アクセサリーは外す

ここら辺を気を付けてみてください。

できれば音楽スタジオなどで録音しましょう。

音がわれないぎりぎりのレベルで録音する

オーディオインターフェイスの入力レベルを、音が割れないぎりぎりまで上げて録音してください。

ボーカル編集やミックスのときに、ボーカルの音量が小さくてボーカルの音量を上げようとしても、全体的に音量が上がるので、雑音やノイズ音まで大きなってしまいます。

一般的にサビが大きくなりやすいので、そこに合わせて入力レベルを決めるといいでしょう。Aメロ、Bメロ、サビをそれぞれ分けて録音するのもありかもです。

おまけ

基本的にはボーカルを録音するには、音楽スタジオなどで行うことになると思います。環境音などの防音や、反響音を押さえるにも家でやるにはちょっと厳しい。

でもでも!これがあれば自宅での録音も可能・・・・・・・かもしれません

小型の防音環境を作れるアイテムです!自宅での録音にピッタリ!

ただしお値段10万円以上。

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