作曲初心者のためのメロディづくりのやり方です。DTM環境があったほうがやりやすいですが、アナログ環境でも可能です。
まぁ、とりあえずご覧ください。
メロディづくりの大前提
まず初めにお話ししておきたいことが、今まで一回もメロディを作ったことがない人は、この記事を読む前に短くてもいいので鼻歌とかでメロディをいくつか作ってみてください。
メロディづくりは、”たくさん作ってたくさん捨てる”が大前提になります。
後程、メロディの作り方をお話ししますが、あまりやり方にとらわれすぎてもいけません。いいメロディは、多分、センスのほうが大切です。先に作り方を見てしまうと、それにとらわれてしまう可能性があります。
ちなみに、今センスがなくても大丈夫です。センスは磨いていくことができます。
いろんな音楽をたくさん聴いて、いろんなメロディを作ってみて、たくさん捨てて・・・
そうやってセンスを磨いていきましょう。
そのうえで、メロディづくりの”ヒント”としてここから先をご覧ください。
作曲初心者のためのメロディの作り方
- リズム
- 構成
- 制限解除
初心者のためのメロディの作り方ということで、最初はKey=Cで行きましょう。
Key=Cだと、使う音がドレミファソラシドです。キーボードでいう白鍵のみ使うので多くのかたにやりやすいと思います。
まずはメロディのリズムを作ってみる
まずはKey=CのⅠ度である”ド”の音、単音だけでメロディを作ってみましょう!まぁリズムですね。
紙に「たたったたたたー」みたいな感じで描いてみて、それをDTMで打ち込みます。考えるときはメトロノームをならしながらのほうがいいです。
キーボードに慣れてる人は直で打ち込んでもいいです。
人によってはリズム楽器で考えてみるのがやりやすいかもしれません。
メロディの構成を考える
次は、コード進行をならしながら、Ⅴ度の音(ソ)も使ってみます。
ちょっと説明しておくと、スケールのなかで各音に、ドミナント・サブドミナント・トニックという役割があって、音を連続して弾いたときに感じ方の違いがあります。
Ⅰ度(ド)は、”トニック”といって一番落ち着く音です。Ⅴ度の音(ソ)は反対に、一番いごこちが悪い音でドミナントといい、ほかの音へと移りたくなります。
この、落ち着く感じと落ち着かない感じの二種類で、メロディの構成を考えるのがこのセクションです。雰囲気を感じながらやってみてください。
コード進行は、作りたい曲の雰囲気に近いものをならしながらやってみましょう。今回は、小室進行で行ってみます。
定番のコード進行は、下記記事にいくつかまとめていますので参考にどうぞ。
⇒作曲初心者向けのコード進行/作曲初心者向けのコード進行とアレンジの方法
実際に分けてみたら、この後は、落ち着く感じと、落ち着かない感じの雰囲気基準に作っていきます。
制限解除!自由にメロ付けする
それではほかの音も自由に使ってメロディを作っていきましょう。先ほども言ったとおり、Ⅰ度とⅤ度に分けたときの、”落ち着く感じ・落ち着かない感じ”を大切にして作っていきます。
ポイントはこんな感じ。↓
- 落ち着く感じのところ・・・・音程のふり幅を小さくする。
- 落ち着かないところ・・・・音程のふり幅を大きくしてみる。スケール外の音をつかってみる。
作曲初心者のためのメロディの作り方まとめ
いかがでしょうか?
リズムから作って、メロディの構成をストーリー的に考えることで、ある程度やりやすくはなったんじゃないでしょうか?
どうしてもメロディが出てこない時の一つの手段として使ってみてください♪
いい感じのメロディを作るためのコツはこちらにまとめていますので、合わせてご覧くださいませ。
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