今は何でもインターネットで調べれば解決できる時代ですが、やっぱり手元に参考書を置いておくとスムーズに学べます。
特にDTMはパソコンを使うので、DTM作業をしながらネットを使うのはちょっとめんどくさいです。なので今回は、これからDTMをはじめるかたのためにお勧めの本をいくつかご紹介していきます。
作曲を感覚的に学べる本
まず作曲を感覚的に学べる本としてお勧めするのが、10日Pさんが著者の”作りながら覚える3日で作曲入門”です。
極力、音楽理論を省いて作曲を進めていく作りになっているので、DTM初心者はもちろん、音楽初心者の方でも無理なく作曲していくことができます。
使用しているDAW(DTM用のソフト)も、Macのかたはガレージバンド、Windowsのかたにはおまけとして”Domino”というものがついているので、まだ環境がそろっていない人にもおすすめです。
”まずは作曲とDAWに慣れる!”これはこれからDTMを続けていくために大切なことで、それに特化した本となっています。入門書に最適!
ボカロも含めDTMを体系的に学べる本
次におススメするのは”ボカロでDTM入門”。
先ほどご紹介した本が、作曲に特化した入門書で、こちらはDTMで行う工程を全体的に学べる本です。
内容的にかぶっているところもありますが、機材の詳しい説明や、曲を完成に持っていくためのMix、マスタリングについての解説もあり、ボーカロイドの調教の方法まで説明してくれてます。
さららには、曲を作った後のアップロードや販売方法、SNSの注意点など、マーケティングの部分に触れているのもありがたいです。まさにこれからボカロPを目指す人向けの内容です。
DTMでわかりにくい、MIX・マスタリングについて学べる本
DTM初心者が本当にわかりにくい作業が、ミキシングとマスタリングです。
ミキシングとマスタリングは、簡単に言えばそれぞれのパートを聞こえやすくし、バランスを取りながら音圧を上げていく作業なのですが、まず何をどうしていいかわかりません。
そこで、参考になるのがこちらの”ミックス&マスタリング音圧アップの鍵は「EQとコンプ」”
図が豊富でダウンロード音源もあり、初心者にもわかりやすい内容となっています。
DTMのヒントになる資料集的な本
曲を作っていく中で、「パターンがわからない。いつも同じような曲になってしまう」という悩みが出てくると思います。そんなときにあると便利な本をいくつかご紹介して終わりますね。
名曲でわかるコード進行の秘密
J-POPやアニソン、ジャズスタンダードからクラシックまでいろんな曲のコード進行を紹介・解説してくれている本です。最近はこの本からコードパターンを一つ使って、そのループで曲を作っています。
有名どころや比較的最近の曲も多いので、気分的にとっつきやすくすごく好きです(笑)
DTMの練習時などにもあると便利な1冊です。
DTM打ち込みフレーズ制作技法
いろんなフレーズを紹介してくれている本です。特に、ドラムやベースなどのリズム隊で曲の雰囲気がガラッと変わるので、それらのフレーズをそのまま利用させてもらってます。マジで便利。
それでは、楽しいDTMライフを!
コメント