今回は、ロックっぽい曲を作るコツについてお話していきます。
作曲の前に、そもそもロックってなに?
まず、そもそもロックって何ぞや?というところを明確にしておきましょう。
日本でのロックを定義するのは難しいのですが、起源はリズム&ブルースやカントリーミュージックに影響された、ロッカビリー(1950年代の音楽)にあるといわれています。
その後、ドラムとエレキベースにエレキギターを載せて歌いという形が一般的になりました。
現在は、いろいろ派生型もあり、多様化しているので、「これぞROCK!!」という明確な決まりはありません。
それを踏まえたうえでロックぽい曲作りに入っていきましょう。
作曲でロックな曲を作るコツ
僕の勝手なイメージですが、ロックって、あんまり難しいことはしていないイメージがあります。ガシャガシャ弾いて、想いを叫んで歌えばそれがロック!みたいな。
ロックっぽい曲にはこの楽器
とりあえず基本となる楽器を構成です。
- ドラム
- エレキベース
- エレキギター
この3つあればロックっぽくなります。ドラムとベースでグルーブを作りながら、ギターで装飾していく感じです。
ギターは2本入れて、1本がバッキング、もう1本がリードや装飾って感じだと、曲に深みも出てきます。
音はお洒落なエフェクターをかけすぎず、ディストーション系やアンプシミュレーターでひずませる程度にするとそれっぽくなります。
ロックっぽいリズム
8ビート。
歪ませて8ビートやっておけばロックっぽくなる↓
#深夜の2時間DTM
— どんぐり (@donguriko1031) January 1, 2021
お題【2020年を振り返って】
曲はあれだけど、個人的にはいろいろ飛躍した年でした。
新しい出会いもおおく頂いただいて、感謝です!
今年もよろしくお願いします
ハッピーにいこうぜ!!!!('ω')ノ pic.twitter.com/O72DcWyKUg
ロックなコード進行とメロディ
ロックっぽい曲を作ろうと思ったら、マイナーコードやマイナースケール使って、パワーコード(Ⅰ度とⅤ度)を8ビートで弾いておけばだいたいそれらしく聞こえます。
Key=Cの曲なら
Dm(Ⅱ)、Em(Ⅲ)、Am(Ⅵ)を多用して、Amスケールでメロディを乗っける感じです。
コードとスケールの説明はこちら⇒DTM初心者でも押さえておきたい音楽理論の基礎~スケールとコード~
参考にKey=Cの場合のコード進行をいくつか紹介していきます。僕はよく、これらのコード進行をループさせながらメロディを付けてみて、最後にコード進行を変化させます。
- 【F⇒G⇒Am⇒Am / Ⅳ⇒Ⅴ⇒Ⅵm⇒Ⅵm】
一昔前に曲を作るときに適当に引いてみるコードとしてはやっていたやつ。
- 【Dm⇒G7⇒C⇒Am7 / Ⅱ⇒Ⅴ7⇒Ⅰ⇒Ⅵm7】
いわゆるツー・ファイブ・ワンの最後にⅥ度を付け足したやつ。
- 【FM7⇒Em7⇒Dm7⇒CM7 / ⅣM7⇒Ⅲm7⇒Ⅱm7⇒ⅠM7】
最近の僕のはやり。7thは抜いてもいいです。
ロックな曲を作ろうとしたら単調になってしまった時の処方箋
基本が簡単なので、いざ曲を作ってみたら単調になってしまうことも間々あります。
そんなときは試してみてください。
考え方としては、「付け足す」ではなく「音を引く」というところに重きを置いてみましょう。意外と皆さん、付け足してばっかりになりがち。
ドラムのリズムを変える
ドラムを変えるだけでもかなり曲の印象は変わります。
Aメロをスタンダードなハイハットクローズで8ビート、Bメロはタム系をメインにしておとなしめ、サビはハイハットをオープンにして激しく!
シンコペーションなど、”裏”を意識したリズムも入れてみると面白いです。
DTMの環境があるなら、いろいろなドラムパターンが入っていると思うので試してみてください。
ギターのバリエーション
ギターを常にコードでじゃかじゃかする感じじゃなくて、いろいろなバリエーションを持たせてやるとかっこよくなります。
- 8ビートでなく全音符で弾く
- カッティングを使う
- パワーコードのミュート弾き
- アルペジオ
- オクターブ奏法
- ・・・etc
いろいろやってみてください。
僕が好きな邦ロック
最後に僕が好きな日本のロックグループを紹介して終わりたいと思います。
- GOING STEADY
- ELLEGARDEN
- ACIDMAN
- LOST IN TIME
- ONE OK ROCK
だいたいこんなもんですかね。他にもいろいろ好きなバンドありますが、ザ!ロック!と僕が思うのはこの人たちです。
良かったらコメント欄にでもお勧めのロックアーティスト教えてください♪
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