以前、”自分で作曲したオリジナル曲を売る方法”を記事にまとめました。今回はその中から”Tune Core”についてさらに詳しく見ていこうと思います。
Tune Coreとは
Tune Coreは、オリジナル曲を登録して様々な配信ストアで販売できるサービスです。
簡単に言うとオリジナル曲をWEBで売れるってことですね。
提携している配信ストアがは数多く、アップルミュージックやiTunes store、AmazonにLine MUSICと有名どころも抑えてあります。
審査のスピードも速く、最短2日で世界デビューです。
Tune Coreの基本的な利用料金
- シングル ¥1,551(税込)/年〜
- アルバム ¥5,225(税込)/年〜
- リングトーン(着信音) ¥1,551(税込)/年〜
Tune Coreでの楽曲販売については、販売手数料がかかりません。各ストアでの販売料金を抜いた分の収益は、全てアーティストのものです。
その代わり、登録料として上記の値段がかかります。
上にまとめているのは1年間の登録料ですが、最大3年間まで、楽曲登録時に選択することができます。
ちなみにTune Coreへのアカウント登録は無料です。
Tune Coreでの著作権について
Tune Coreに登録することで、どこかに著作権が譲渡されることはありません。
例えば僕がどこにも著作権管理の委託を行ていない(JASRACなどに登録していない)楽曲の著作権は、Tune Coreに楽曲登録しても僕のもということです。
著作権管理の委託をしている場合は、その管理団体の名前や曲のIDなどを登録することで、Tune Coreを通しての販売が可能みたいです。
Tune Coreでのボカロ曲の販売について
著作権といえば、ボカロ曲の販売について気になる人も多いと思うので、Tune Coreでのボカロ曲の販売について軽く触れておきます。
基本的にボーカロイドは”キャラクターの名前・外観”と”音声”に著作権がついています。そしてその著作権の管理者は、それぞれのキャラクターにいるので、ボカロを使った曲の販売にはそのボカロの著作権管理者の許可を取らないといけません。
ですがTune Coreでは、多くのボカロの使用許可を得ているので、それらのボカロについては、”声”はもちろん、名前や外観を利用することができます。
現在Tune Coreで使えるボカロはこちらをどうぞ⇒Tune Coreの公式ページ
ボカロの著作権については別記事でまとめているので、気になった人はそちらも見てみてください。
楽曲の販売以外でTune Coreでできること
- YouTubeでのコンテンツ収益化
- ミュージックビデオの配信
別途各サービスの利用料はかかりますが、楽曲をただ販売するだけでなく、上記のようなこともTune Coreでできます。
YouTubeでのコンテンツ収益化
- 利用料金:初回登録時(1回だけ)1,551円+収益の20%
YouTubeのコンテンツIDへの登録もTune Coreから可能です。
登録することで、別の人の動画で自分の曲が使われていた場合、その動画からも収益化されます。
ミュージックビデオの配信
- 利用料:初回登録2,178円+収益の20%
Video KicksというTune Coreのサービスで、ミュージックビデオの配信・販売も可能です。配信先はiTunes storeやApple MUSIC、レコチョクなどがあります。
Tune Coreに楽曲を登録する手順
- アーティスト登録
- 楽曲登録
アーティスト登録
まずはアーティスト登録をしましょう。
アーティスト名やプロフィール、アー写の登録はもちろんですが、フェイスブックやTwitterなどのSNSとの連携もできます。
ちなみに1つのアカウントで複数アーティスト登録できるので、ソロ活動やバンド活動で使い分けたり、他の人を登録してレーベルのようなこともできます。
楽曲登録
アーティスト登録が完了したらいよいよ楽曲の登録です。必要なものは次の3つ。
- 曲
- ジャケット画像
- 曲名などの情報
基本的には入力画面に沿って必要事項を入力していけば問題ありませんが、”世界配信”になるので、曲名など英語のタイトルや、英語での説明文も必要です。
曲の情報を登録したら、配信ストアを選択して登録料の支払い(クレジットor銀行振り込みorコンビニ決済)を済ませて完了。
審査の結果がメールで届きます。
Tune Coreまとめ
いかがでしたか?
僕自身はTune Coreのアカウントを作っただけで曲の登録はしていないのですが、システム自体は単純で使いやすそうですね。
1曲1500円ほどなら、1回くらい登録してみようかな?自分の曲がAppleMUSICに並んでいるさまを見てみたいです(笑)
ちなみに、初期費用がかからないFrekulという楽曲販売サービスもありますよ。
コメント