ボカロ曲の動画制作（MV）を依頼する方法

今の時代、曲だけで聞かせることは少なく、特にボカロ系の曲になるとかっこいいMVがついているかどうかで再生回数におおきな差がつきます。

そこで今回は、外注してボカロのMVを作るときのポイントをまとめていきます！

ボカロのMVを依頼するときの工程と役割

ボカロ曲にMVをつける工程は次の通りです。

1. 曲を作る
2. イラストなどの素材を用意
3. 動画化

まずは曲がないと話にならないので、先に曲を準備しておきましょう。その曲を聴いてもらって、イラストを描いてもらったり、動画を作ってもらうわけですね。

さて、いざボカロのMV作りを依頼するときには、一人にお願いするわけではなく、それぞれの工程で作業者さんを探していきます。

• イラストを描いてくれる人
• 動画を編集・作成してくれる人

イラストを描いてくれる人

いわゆる絵師さんですね。

絵師さんによって、得意なイラストや、キャラクターの特徴が違います。例えば、等身が高いキャラクターが得意だったり、かわいいキャラクターが得意だったり、背景を含めた世界観づくりが得意だったり・・・

ここら辺は、同じキャラクターでもマンガ家さんによって違う雰囲気になることを考えてくれればわかりやすいと思います。自分がイメージしている作風に近い人を探してみてください。

動画を編集・作成してくれる人

MVを外注するときに鬼門になるのはここです。動画編集と一言で言っても、カット編集が得意な人、素材を動かすことが得意な人、エフェクトなどの効果づくりが得意な人など様々な方がいらっしゃいます。

発注する側と受注側の意思疎通がうまくいけば、１枚絵だけでも”カッコいい”MVを作ってもらえることもあれば、どんな腕のいいクリエイターさんでも、求められることが自分の得なものではなかった場合はそれなりものになってしまうこともしばしば。

まずは”ボカロのMV”をメインで行っている人を探して、その人にいろいろと相談してみるのをおすすめします。

絵師さんよりも先に動画編集者に相談することで、どんな素材が必要なのかの助言をもらうこともできます。

まとめて全部行ってくれる人もいる

もちろん中には曲を渡して「MV作って」で、素材作成から編集まですべてをおこなってくれる人もいます。自分で素材を作れない人の場合、その依頼を受けた人が別の人に素材発注するなんてこともよくありますし。

依頼の出し方

上でも説明した通り、イラストを描く人と動画を作る人は別な場合が多いですが、初めてMV依頼をする人はとりあえず動画編集の人に相談してみるといいでしょう。

イメージを伝えるもしくは、動画師さんがヒアリングしてくれるので、その時に必要な素材を聞いて、イラストなどを発注していくと間違いが少ないと思います。

後ほどご紹介する、SKIMAのプロジェクト方式を利用して、いろいろな提案を受け付ける方法もありますので検討してみてください。

伝えるべき内容と用意するもの

• 曲
• MVのイメージ
• 納品形式
• 予算
• 希望の納期

曲

楽曲を渡す方法はいろいろあります。

• ギガファイル便やグーグルクロームなどでダウンロードしてもらう
• YouTubeなどに限定公開で曲をアップロードする

この２点が便利でしょう。曲のファイル形式を指定される場合もあるので注意しましょう。

MVのイメージ

MVのイメージを伝えるときは、文章で大丈夫です。この時、参考曲やイメージに近いイラストを提示できると、出来上がったものがよりイメージに近くなります。

もし可能なら、簡単にでも絵コンテやMVのストーリー展開なども用意しておくとより伝わりやすくなります。もちろん凝ったものを作ろうとすると、その分費用が高くなります。

納品形式

基本的にはMP4のHDサイズでと言っておけば大丈夫かと。YouTubeやニコニコ動画などにUPしても問題ない形式がこれです。

動画サイズが大きくなればなるほど、編集も大変になるので費用が上がります。

予算

予算はピンキリで、1万円～10万円くらいのなかで作ってもらうことが多いみたいです。

後ほどご紹介するココナラやSKIMAなどのサービスで実際のクリエイターさんのページをいろいろ見てみてください。だいたいの相場などが分かると思います。

希望の納期

14～50日あたりが多いです。

早ければ、イラスト作成込みで1週間で行ってくれる人もいます。もちろん素材が多くなればなるだけ時間はかかります。

依頼するの参考文（定型文としてご利用どうぞ）

参考として、SKIMAのプロジェクト方式などで提案を募るときの文章を書いておきます。この文章はコピペして使ってもらって大丈夫です。

ボカロのMVを依頼できる場所

最後に、ボカロのMVを依頼できるサービスをいくつかご紹介して終わりますね。

ココナラ

ココナラはここ⇒ココナラ

絵師さんや動画師さんなどいろいろなクリエイターさんがお仕事を受注しているサービスです。

SKIMA

SKIMAはここ⇒SKIMA

SKIMAもココナラと同じようなサービスですが、おすすめなのが”リクエスト”。その中でもプロジェクト方式というものです。

自分の要望を記載してリクエストに出せば、その要望に沿った提案を各クリエイターから受けることができます。

その中から自分の要望に合った提案を採用することもできますし、見送ることもできるので、出来上がったMVのイメージを自分のイメージと合わせやすいでしょう。

ツイッター

ツイッターでも多くの動画師さんがお仕事を受け付けています。

ハッシュタグをうまく使い、MVを作ってくれる人を募集することもできますし、わからないことへの返答を募ることもできます。

うまくいけばいろいろな使い方ができるツイッターですが、どうしても個人間のやり取りになり信用性は低いのでそこらへんはご注意を。