先日iPadやiPhoneでも無料でボカロ曲が作れるということをご紹介しました。
今回は作曲初心者どころか、音楽ド初心者でもボカロ曲が作れるように、その具体的な方法を説明していきます!
音楽ド初心者でも無料でボカロ曲をつくる方法を動画で確認
- 00:34 iPadやiPhoneなら音楽初心者でも簡単にボカロ曲が作れる
 - 01:09 使用するアプリ
 - 01:50 曲作りで最低限知っておきたいこと
 - 02:23 コードの打ち込み
 - 05:53 ボーカルを入れていく
 - 09:35 ドラムを入れていく
 - 10:56 ベースを入れる
 - 12:12 サウンドの追加と全体の調整
 
iPadやiPhoneなら音楽初心者でも簡単にボカロ曲が作れる
iPadやiPhoneなら音楽初心者でも簡単にボカロ曲が作れます。それこそ、DTM初心者どころか、音楽をあまりやってこなかった人でさえ作れちゃうくらいです。
iPadやiPhoneに標準装備されているDAWのGarageband。自動演奏の機能など曲づくりをサポートする機能も多いので、それらを使ったボカロ曲の作り方を紹介していきます!
使用するアプリ

- Garageband
 - VoiSona
 
ボカロ曲をつくるとき、バックバンドなど伴奏を作るアプリと、ボカロを歌わせるアプリの2種類が必要です。
伴奏を作るアプリは、先ほども言ったGaragebandが優秀なので、それを使いましょう。
ボカロのアプリは、VoiSonaがiPadやiPhoneで使えるようになりました。しかもインストールしただけで”知声”というキャラクターの声が最初から使えます。
ずんだもんなどほかのキャラクターを使いたい場合は課金が必要ですが、知声だけならば無料で使えるのとりあえずインストールしておきましょう!
曲作りで最低限知っておきたいこと

曲をつくっていくうえで、最低限必要な知識についてお話しておきます。
曲は基本的に、メロデイー・コード・リズムの3つの要素でできています。
メロディとリズムはいいとして、コードが分からない人のための補足しておくと、コードとは和音のことです。その組み合わせによって明るい感じや緊張した感じ、暗い感じなど、さまざまな雰囲気を演出することができる重要な要素です。
今回はメロディをボーカロイド、コードをピアノ・キーボード・ベース、リズムをドラムで表現していくことにします。
最初はわからないことも多いかもしれませんが、とりあずこの3つの要素を満たしてあげることで、それっぽく曲にはなるのでやってみましょう!
コードの打ち込み

まずはコードを入れてみましょう。使う楽器はギターです。
録音ボタンを押すと4カウントののちに録音が始まるので、4カウントごとに”F⇒G⇒C⇒C”と打ち込んでみてください。
この通りに打ち込まなくても、赤い枠で囲ってあるところのコードなら好きに打ち込んでも大丈夫です。その場合は最後の小節が、CかAmになるようにしておきましょう。
いろんなコード進行を知りたい人はこちらの記事も参考にしてみてください。
⇒基本のコード進行のパターン11+1
ここで入れたコードは後でまた使うので、コード進行をメモしておきましょう。
ボーカルを入れていく

次はボーカルを入れていきましょう!
鉛筆マークを選択して、ピアノロール上をタップしていくと音を打ち込むことができます。間違えた場合は消しゴムツールで消しましょう。
歌詞を入れるときは、画像のツールを選択して、歌詞を入れる範囲を指定します。その中でダブルタップすると「歌詞のまとめ入力」という項目があるので、そこからひらがなで入れましょう。
動画では操作しながら説明しているので、動画の方も確認してください。公式の操作説明のページのリンクも置いておきますね。
⇒「VoiSona」iOS/iPadOS版の使い方を知ろう。
メロディづくりのポイントは、まずは知っている曲からリズムだけ持ってきます。その後に音程をつけることでオリジナルメロディにすることができます。
ドラムを入れていく

次はドラムを入れていきます。
自分の好きなように一つ一つ打ち込むこともできますが、画像のドラムマシーンを使うことで自動でドラムパターンを作ってもらうこともできます。
こちらは細かい調整は苦手ですが、激しい感じ・静かい感じなどある程度の指定はできますので、初心者はこれを使ってドラムを作ってみるといいでしょう。
さいころマークをタップすることで、ランダムでリズムを抽出することもできます。
ベースを入れる

ベースを入れます。
ベースを入れる際は、できればドラムに合わせてリズムやグルーブ感も意識していきたいところですが、今回は初めての作曲ということで、これも自動演奏に任せてしまいましょう。
アルぺジオモードににしてコードをタップすることで、これも自動でコードトーンを奏でてくれます。4段階のパターンがあるので、好きなものをつかってみましょう。
コードは先ほどギターで使用したコードと同じものを入れます。
サウンドの追加と全体の調整

ここまででとりあえずは曲はできました!
さらに手を加えていくなら、アレンジとミックス・マスタリングという作業が必要になります。ほかのサウンドを追加したり、各楽器の配置を調整したりですね。
これ以上はより深い知識も必要になってくるので、DTMをやっていく中でちょっとづつスキルアップしていくといいでしょう。

      
      
      
      
      
      
  
  
  
  
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